セクハラ・パワハラ・暴言・暴力など介護を行っていいる方にはよくある現象ですが、こういった現象には対処法があります。
一般の人なら訴えたり、警察や弁護士など金銭的、社会的要求などが出来ますが、介護、介助されている方には到底出来ない事、そういった中でもあなたを守る最低限出来る事があります。
悩まれている方ほど情報に疎くなってしまうので、そういいた愚痴を出す前に様々な事をしておきましょう。
それは…
それは、というかこの話は利用者様からの事です。職員同士も最後に記載します。
●セクハラ・パワハラ
よく起こるのはおじいちゃんから女性職員へのセクハラ、おばあちゃんから男性職員へのパワハラです。
対処法としては触られた瞬間にそれがいけない事だという事を言葉と態度でわからせる事です。笑って駄目ですよなんていったら、喜んでいると勘違いさせてしまいます。
他にも、家族・会社(施設)・同僚・上司などと情報交換が必要です。
黙って対応していると家族から訴えられますし、逆に初期段階で対応しないともっとひどくなる原因にもなります。こういったものは皆で一丸となって対応・注意していくようにしましょう。
事前情報があるのにそれを読まなかったのは自身の不手際です。
誰も対策していないなら、こんな感じで対応もできます。
暑いというのもありますが、固い板など固いもので防備する。触られると痛いと感じらせる。など対策もあります。
これは対応方法を統一させておくと、有効になる場合もあります。
距離感を近くしない事も大事です。
●暴力・暴言
逆に暴力・暴言の方にはセクハラ・パワハラとは逆の対応が必要です。
「 ユマニチュード 」
この言葉を知らないなら一度その意味・実施方法などを調べて実際にしてみてください。
初めては、なかなかうまく出来ないかもしれません。
ですが諦めずに行うと、利用者様との意思疎通が出来るようになります。
認知症だけの問題ではありません。それ以外でも学べる現象です。
例えば、実施と病院などの協力により立てない人が立とうとする意欲が出てきたり、暴力・暴言がなくなったり、職員のいう事に従ったり、笑うことが多くなったりというメリットが出てきます。
参照番組
「見つめて 触れて 語りかけて – NHK クローズアップ現代」
動画のみ
[ http://www.nhk.or.jp/gendai/player/video_480_ak.html?flv=3464-0205.mp4 ]
[ ユマニチュード / 認知症ケア 優しさを伝える技術 ]
ユマニチュードのデメリットは職員に対するもので利用者様に対するものはありません。
実施していない施設でも貴方だけでも実施していれば、何かしら変わる事があります。
例えば、あなたのいる時は大人しいのにあなたが休みの時は暴れて大変だ。
他にも、暴力がひどかった利用者様が今は落ち着いて過ごされているという現象に出くわすでしょう。
それが貴方だけの原因か他の職員協力の原因かは特定できませんが、そういった実施を広めていくといいかもしれません。
●職員同士のセクハラ・パワハラ・暴言・暴力
●利用者様に対する暴力・セクハラ
最近ニュースになっていますが、利用者様への暴力は深刻な現象です。
こういった原因になる理由がいわゆる「いう事を聞いてくれない」「暴力を振るわれた」「規則を守らない」「セクハラされていた」など対策出来る状態を放置した結果です。
こういうのも事前の情報を取り入れていなく、他の人に助けを求めていないと起こる原因です。他にも男性職員が利用者様にセクハラしたなども、障害者施設によっては若い女の子もいます。そういうのも監視カメラなどでの防備や対策もしていかなくてはいけません。
職員同士のセクハラ・パワハラも嫌なら嫌という事が大事です。
それを本人に言う前に事前の対策が必要です。
●仲間内で共有と上司への報告
●ボイスレコーダの準備
本人に言う時も信頼でき本人より上の地位にいる人と貴方と信頼関係がある職員を一緒に同伴して施設・会社ないで毅然とした態度で言う、申し出る。
他人任せ・上司任せなら逆にひどくなる場合もありますので、そういう事を踏まえて行いましょう。
皆様に言いたいのは介護現場・医療現場だけではなく社会全体でセクハラ・パワハラ・暴言・暴力はあります。「私だけ」「この業界だけ」と思わず、外にでてみてくださいね。
皆様の役に立てる情報でありますように…